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輸入住宅では設備やデザインなど選択肢が多々ありますが、モールディングもその一つです。モールディングにこだわることで、より理想の輸入住宅となるのですが、このページではモールディングの意味や種類についてまとめていますので、これから輸入住宅を建てたいと考えている人は参考にしてください。
モールディングとは鋳型、金型を意味するモールドを原型にした言葉です。
西洋建築で古くから見られるもので、光や影を駆使して見栄えを意識した装飾です。遠くから見ると単一色に見えるものの、近くで見ると細かいデザインが施されているなど、個性を演出しやすいです。
壁と天井の境目に付けられる部材で、決して珍しいものではありません。天井廻り縁を採用することでつなぎ目を隠し部屋を綺麗に見せることができます。つまり、基本的には綺麗に見せるためのもので機能的な役割を求めたものではないことが分かります。そのため、無くても良いとの声もありますが、毎日目に入る部分だからこそ、こだわった方が良いとの声もあります。
壁に設置するもので、比較的よく見かける物です。鏡としてや、絵画・写真などの額縁として利用されるのですが、空間を演出するための一環として用いられることもあります。
ドアの枠と壁の境界線を隠すためのものです。こちらもあくまでも境界線を隠すことが一番の目的ではありますが、デザイン次第では芸術性を付与させ、部屋の雰囲気を変貌させます。
壁の一部分を開けた開口部の枠です。採光や通気、通風といった機能目的で設置されている開口部にデザイン性をもたらします。
窓の内側の枠を指します。ガラス、サッチといった建具を収めるためのものですが、機能性が重視されます。
椅子を引いた時に壁に傷がつくことを防ぐための物でしたが、近年では壁の上下の境界線を隠すためのものとして採用されることが増えています。
壁と床の境目部分に用いるものです。こちらはつなぎ目を隠すだけではなく、壁面保護の役割もあります。
モールディングは接続位置次第で印象が大きく異なります。そのため、接続位置も工夫しましょう。例えば単体で見てもよく分からないデザインだとしても、接続させることで一つのデザインとすることもできます。
(2020年3月時点の調査内容です。)
※各社の設計方法について、このサイト内では下記定義づけしています。
・完全自由設計とは、既存プランや既存パーツを組み合わせるのではなく、施工主の要望に合わせて間取りや素材を要望通りに設計・施工してくれる住宅。
・セミオーダーとは、ある程度決められたパターンの中から、好きなものを組み合わせて設計・施工をしてくれる住宅。
・自由設計とは、設備の仕様は建築会社指定になりますが、間取りを希望通りに決めることができる住宅。