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欧米の住宅では寝室などのプライベート空間でも、生活の豊かさを楽しむ傾向にあります。暮らしを楽しむための工夫を施すことで、特別な空間になるでしょう。寝室や子供部屋の、輸入住宅ならではのこだわりスタイルについてまとめました。
欧米では寝室をただ寝る部屋として捉えません。心や体をリラックスさせる空間、そして夫婦のコミュニケーションを深める場として考える傾向があります。
そのため、リラックスできる色味の装飾を施し、肌触りのよいファブリックを厳選。ベッドも大きなものを選び、さらに周辺の空間がギチギチと圧迫されないよう適度の空間も開けられます。このように、夫婦の過ごしやすさを高める工夫がなされています。
睡眠は人間に取って欠かすことのできない大切な時間です。睡眠に繋がる生活要素を寝室に置いて、リラックスした状態で眠りにつくのもよいですね。寝室を輸入住宅ならではのくつろぎの空間にしてみてはいかがでしょうか。
寝室をリラックスできる癒しの空間にするという考えから、欧米では寝室にミニキッチンやミニリビングも併設する場合もあります。
シッティングエリアと言われる前室やバーカウンターを設けることも。寝室をプライバシーを尊重したリラックスできる場所にするためです。寝る前に温かい飲み物を飲んだり、夫婦でお酒を楽しむのもすてきですね。
ミニキッチンやミニリビングを設置することで、寝室が体だけではなく心も満たされる癒しの空間になるでしょう。
海外では夫婦の寝室と子供の寝室を別々につくるのが一般的。欧米では特に子供の自立性を高め、またそれぞれのプライバシーを尊重するために、赤ちゃんのころから別々に寝ます。そのため子供部屋は、子供自身が気に入るような可愛らしい遊び心のある空間に。
日本では幼い頃は別々に寝る習慣がある家庭は少ないですが、小学生以降になればひとりで眠る子も出てきますね。寝る部屋でなくても、遊んだり勉強したりと子供部屋は子供にとって大切な空間です。
壁紙やベッドにこだわって、輸入住宅ならではのかわいい・または格好良い空間にすれば、子供にとっても特別な住まいになるでしょう。
(2020年3月時点の調査内容です。)
※各社の設計方法について、このサイト内では下記定義づけしています。
・完全自由設計とは、既存プランや既存パーツを組み合わせるのではなく、施工主の要望に合わせて間取りや素材を要望通りに設計・施工してくれる住宅。
・セミオーダーとは、ある程度決められたパターンの中から、好きなものを組み合わせて設計・施工をしてくれる住宅。
・自由設計とは、設備の仕様は建築会社指定になりますが、間取りを希望通りに決めることができる住宅。